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メインバザール取り壊し中

パハルガンジのメインバザール(ニューデリー駅前の安宿街)の最近の画像です。





demolition、取り壊しです。とりあえず道幅を広げています。
2メートルも積み上げられたガレキが1日ですっかり片付けられていたり、なかなか全力でかかってきています、デリー政府。

しかし、見た感じ、廃業したホテル、消えたお店がたくさんあります。

何人かに話を聞いてみました。

サリー店を経営するAさん:

「自宅がなくなった。でも新しい家を買っていたからそっちにいるよ。
お店は、正面から何メートルぶんか、なくなった。
まあうちは、奥に何フロアか広げていたから特に問題ないんだけど、
でも、奥にそんな、お客さん用のフロアなんて作ってないお店がほとんどでしょ。
ほら、隣見てみて。」

(写真右、まるごとぶち抜かれたお店。「一時移転のお知らせ」が布で掲げられています。)


「そのお店は戻ってこれるのかって?
うちも60年くらいここでお店をやってるけど、ここ、正式に登記された土地じゃないんだよ。
営業許可はおりてるし税金も払ってきてるけど、土地自体は、正当な権利がないわけ。政府の土地ってことになってるの。
だから、いったん取られたら、もうだめだと思うよ。
え、取り壊しはどうして行われているかって?10月のCWGのためでしょ。それが済んだら、またいろいろ動きがあると思うよ」

インド人向けの小さな商店を営んでいたBさん:

「最近、お店の売上げが良くなくってさ。
こんなひどい場所でお店などやってるのはやめろって、兄も言ってたし、
だから、お店は妻に任せて、
僕は、高級住宅地(グルガオン)で、インテリア・デコレイターの仕事を始めてたんだ。
その仕事はおいしいよ。グルガオンの人たちは本当にすごいお金をぽんと払ってくれるから。
でね、僕がその仕事に行っていて、妻が子供たちと店番してるときに、取り壊しがあった。
妻だけだったから、お店の商品を避難させる余裕もなくて、商品の多くが売り物にならなくなっちゃった。
お店の再開?多分、ないね。
もともとあれは僕たちの土地じゃなくて、人に貸してもらってたスペースなんだけど、
もし大家がうまいことやって、取り壊しのあとに多少の土地を確保したとしても、次に貸してもらえるのは今までよりずっと小さなスペースになるらしいから、もうそうなると無理。
妻は最近それでかなりイライラしてる。
まあ、別の仕事はじめてたのが幸いして、収入は大丈夫だよ。
何世代か前から、60年…70年?くらいずっとあそこでやってきたお店だから、悲しいけどね。仕方がない。
え、CWGのための取り壊しだって?いやあ、デリー・マスタープランの一貫でしょ?」

ほか、10人弱からちょこちょこ話を聞きましたが、理由についてはBさんを除く全員が「CWG」との答えでした。

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コメント

ここは撮っておきたかったなー。
インド、中国はこれからどんどん建て替えられていくだろうから今のうちに急いで撮っておかないといけない。

来年またインドにいくつもりなので、撮影スポットの相談にのっていただけると有難いです!

5月に行ったときも散々なありさまでしたが、この写真見てるとあんまり変わってない・・・w アスベスト的なもんとか粉塵が飛び交ってると思うからマスクとサングラスは必須ですね・・数年後、体に異変出てくる人多いと思う。

  • 38号
  • 2010/08/26 10:49

>egawauemonさま
今、絶賛取り壊され中なのは、パハルガンジとMalviya Nagarだったかな?
パハルガンジは、かりにも首都の名前を冠した駅の前の道があれじゃまずいっていう思惑がはたらいたのでしょうか。
CWGが10月なので、そのあとどういう形に落ち着くのかも気になります。
来年 MOST WELCOMEです!

>38号さん
粉塵、そうか、そうでした。
しまったー、意識してなかった…。
気をつけまふ。
で、5月から雰囲気あんまり変わってなかったんですね。(笑)
さて、どうなることやら。

  • SUNDAR
  • 2010/08/26 15:27

なんか、すごい写真に、すごい話ですね〜。
予告もなく商品ごと壊しちゃったってことですよね。
驚きの連続です!!インドー!!!

  • 肝っ玉
  • 2010/08/28 00:50

MAMAさま

正確には、予告がなかったわけではないみたいです。
数ヶ月にわたって、当局の予告と威嚇がありました。

しかし、予告を受け入れて品物を片付けたお店から壊されるだろう、ということで、
マーケットじゅうで、予告を無視していました。

また、たとえば、
強行突破でこわされはじめたホテルの2階のベランダにホテルのスタッフが出ていって、
これ以上壊したら俺たちも落ちるぞ、そしたらさすがにやばいだろう、
的なパフォーマンスをしたり。
その隣から50メートルぐらい、今から壊されることになりそうなお店は、
軒並みシャッターをおろしてじっとしていたり。

これまた、品物を片付けたら最後だということで、ショベルカーが迫ってきてもギリギリまで片付けず、
もういよいよやばい!!というときに、
お店のスタッフ総出でワーッと片付けた、というお店が多いようです。

Bさんのケースでは、Bさんの妻ひとりでの店番だったので、
何もできず半泣きになっている間に取り壊されてしまった、ということだったようです。

  • SUNDAR
  • 2010/08/30 20:21