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外国人登録とヒンディー

FRRO(外国人登録局)の、前。中は撮影禁止なのです。

まずは、最初のチェックカウンターにおける問答集。
注:午後のため、オフィサーたちの機嫌、最悪。

「このフォームは4部必要だが3部しかない!(バサーッと投げられる)」→もう一度かぞえてください、ちゃんと4部あります、サー。
「アパートの賃貸契約書、これのどこにあんたの名前がある!(契約書の中から名前を探して示そうとする私に)何をしている、あるかないかを答えればよいのだ!ないのか」→あうあう、ここにあります、こちらが私の名前でございます。

書類不備がないことを確認すると、イライラオフィサー、「97番!」と整理番号を告げてきました。
電光掲示板に「97」の番号が表示されるのを30分ほど待っていましたが、
ほんの3秒ほど目をこすった隙に、電光掲示板の表示が98番になってしまいました。

書類受付カウンターにそろそろと進んで申し出てみると、
「なあに、あたしは97ってちゃんとボタン押して出したけど。あなたがその間に見なかったんでしょ。とにかくここではこの通り、98番、99番、100番の人を受け付けしてますから」
うわーん。
「……隣のカウンターにでも行って頼めば?」

隣のカウンターのおじさんオフィサーに遠慮がちに申し出てみると、
無表情で見つめてきたおじさんオフィサー、
「……。今わたしが処理しているこの書類を、放り投げて捨ててしまえばよいのかね?」
と、どストレートな嫌味を。
うわーん。

が、ここで、
「いえ、勿論このかたの次で結構ですので、手続きをこちらのカウンターでお願いできますか」
と英語で返答したところから、情勢が急変。

「…おや?君、ヒンディーがわかるのかね?」

英語しかしゃべっていないのに、
「こいつ、ヒンディーのほうがもう少しマシにしゃべれるんじゃないか」
と、見抜かれることがあります。
相槌の打ち方や英語の訛り方で微妙に判断されるのかもしれませんし、
単に、私の英語が下手すぎるからかもしれません。

私「あ、Thoda sa…」(咄嗟に出てしまった)
おじさんオフィサー「…ふん。」

あ、受けが悪い。

ここで、「あなたが(電光掲示板を)見なかったんでしょ」の女性オフィサーが話しかけてきました。

女性オフィサー「あら?あなたもしかして、もっと喋れるんじゃない?」
おじさんオフィサー「(女性オフィサーに)…どうしてそう思うんだ?」
女性オフィサー「外国人はこういうときだいたい例外なくThoda Thoda(トラトラ:ちょっと)って言うものよ。この子いま、Thoda saって言ったわ。それに発音が…」

チャンス到来。

私「ちょっとです…ちょっとだけ、ヒンディーしゃべれますけどまだまだで」
などと、表情だけは豊かに初歩ヒンディーを並べ立てました。
おじさんオフィサー「…。きみ、いま、さっきのThodaをThodiと言い直したね」
私「あ、はい」
おじさんオフィサー「……Theek hai. BILKUL theek hai.(よろしい。非常によろしい)」

あれ?

ほめられた?

「今わたしが処理しているこの書類を、放り投げて捨ててしまえばよいのかね?」

って言ってきた人に、
しかも「BILKUL(非常に)」を言うのが悔しいとでも言うように強く短く吐き捨てながら、
ほめられた?

女性オフィサー「ほら、ヒンディーできるはずだって言った通りでしょう」
おじさんオフィサー「…うむ。」

うわーん。
じーん。

それまで嫌味言われて凹んでいたから、
地獄に仏のありがたさです。地獄の番人と仏が同じ人ですが。

そこから全ての会話がヒンディーになり、
なんでそんなに褒めてくれるのかと疑いたくなるぐらい褒められ、
外来語をデリーの常識にあわせて挿入するやまた褒められ、
別のオフィサーまで寄ってきて会話が弾み、
書類は最速で受け付けされ、
FRRO到着から待ち時間入れて1時間で、すべての段取りが終了。
ありがたいながらも、首をかしげながらFRROを出たのでした。

「ヒンディーの威力ってすごいなー!」
と単純に喜ぶこともできるのですが、
客観的にみて、私のヒンディーは幼稚です。
文法の知識は小2レベル、
単語力に至っては幼稚園児レベルにも達していません、努力不足で。

で、FRROに来る外国人たちとなれば、
私よりずっとヒンディーができる人がたくさんいるはずです、当然。
となれば、私程度のヒンディーでこんなに珍しがられるに足る理由はありません。

FRROに来る外国人は、FRRO用にあえて英語を使っている、ということなのでしょうか。
(まさか、私のヒンディーがかわいらしすぎて情けをかけられただけ、なんてことは…あり得る)

使い分けって、ありますよね。
ここではできるだけシュッド・ヒンディーをゆっくりと、とか、
ここで慇懃イングリッシュ攻撃!とか、
普段は外来語混じりのヒンディーをこんな調子で、とか。

みなさんはどうされているのでしょうか。

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コメント

SUNDARさん素敵ですね(*^^*)
私もいつかインドに行って色々な経験をしたいです。コミュニケーションはもちろんヒンディーで♪

  • みさき
  • 2010/08/27 23:34

9日に行った時は、白い方の屋根はありませんでした。
人が多いときはここ(屋外)に列を作って待つというのを聞きましたので、日傘持っていったんですよ(笑
建物の入り口が最後尾だったんで、使わずにすみましたけどね。

英語をきいただけで、ヒンデイーが話せるってわかるってどういうことでしょうか???

なんかSUNDARさん、すごいですね!!
私も話せるようになりたい!です。

  • 2010/08/28 01:33

みさきさん
そうですね、やっぱヒンディーですよねっ♪
「都市部は英語でもOK」とよく言われますが、
実際、英語では話が通じないシチュエーション、なにげに多いような…。

MAMAさん(かな?)
「Haan」すら言ってないのに、ふたことみことめからスッとヒンディーにシフトされることがよくあります。
理由を聞いても、
「え…?え、だって、しゃべれるでしょ?」
いや、だから、そう思った理由を聞きたいのだけど。

  • SUNDAR
  • 2010/08/30 19:54

失礼しました。
そのとおり、肝っ玉MAMAです。
入力したつもりだったんですがね〜^^;

ヒンデイーなまりの英語ってあるんでしょうかね。

ブラジルに住んでいる時、外国人がポルトガル語を話すのを聞いて、フランス人、ドイツ人、スペイン語圏の人、この3つはよくわかりましたよ。

スペイン語圏の人はやたら巻き舌になるんです^^
あとは、何がどうなの?と聞かれると、どう答えていいのかわかりませんが・・・。

語学っておもしろいですね。

  • 肝っ玉MAMA
  • 2010/09/02 23:53

> スペイン語圏の人はやたら巻き舌になるんです^^

へええ!

日本にいるときどこからか英語が聞こえてきて、
「あっ、インドかインド周辺の人がいる!しかもこの発音はきっと北インドあたりの人だ!」
と振り返るとほんとにインド人、それも北インドかパキスタン系の顔の人がいたりします。

東インドの方向だと、音がもう少し丸まってコモる感じでしょうか。
自分の北インド仕様の英語が、びっくりするくらい通じなくなります。

  • SUNDAR
  • 2010/09/03 00:30