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チャンドラムキ上映会でサリー試着体験

九州JICA(福岡県北九州市)で、ラジニカーントのヒット作「チャンドラムキ」の上映がありました。
JICAさんにご協力をいただき、会場内にてサリーの試着体験ブースをもたせていただきました。
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インドフェスティバル2007(山口県下関市)

明日7月21日土曜日、山口県国際交流協会主催のインドフェスティバル2007が行われます。
場所は下関駅近くの海峡メッセ下関イベントホール。10〜16時です。
福岡県福岡市にある当店も、いくつかのブースをもたせていただきます。
雑貨や衣料品の物販ブースのほかに、サリーの着付け体験ブース(300円)もございます。
ヘナタトゥーを体験してみたい方もどうぞ。(300円)

【終了しました!】
多数のお客様のご来場ありがとうございました。
予想を大幅に上回るお客様にご来場いただきましたので、
当店の販売ブースはさながらバーゲン会場と化し、
サリーの着付けコーナーは、同時に3〜4人のお客様に巻きまくっているという状態が続き、
ヘナタトゥーも、続々とお客様におためしいただきました。
お客様の少ないときに、交替で、インド料理「シバ」さんのテントに行って何か食べよう、なんて話していたのですが、
10人弱いるスタッフの一人たりとも抜ける余裕なく、
また、シバさんのテント前にも1時間以上の行列が出来続け、
大混乱のうちにイベントは終了しました。
山口県のパワー、下関のパワー、そしてインドのパワーを実感したイベントでございました。
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少量貨物到着

こんにちは。SUNDARの水洗です。
小さめの貨物(300キロ)が届き、通関に出払っております。
7日以降にいただきましたご注文メール、お問い合わせメールへの返信は、
8日(本日)夜間以降、9日お昼ごろまでにさせていただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

福岡アジア文化賞受賞者決定

福岡アジア文化賞で、インドから受賞者が出るのは5回目です。

1991年 大賞 ラヴィ・シャンカール(音楽家・シタール奏者)
1994年 芸術・文化賞 パドマー・スブラマニヤム(舞踊家)
1997年 学術研究賞 国際部門 ロミラ・ターパル(歴史学者)
2004年 大賞 アムジャッド・アリ・カーン(サロード奏者)

このように続いてきて、日印交流年の本年、再びインドから大賞受賞者が生まれました。
インド・ビハール州バーガルプルに生まれた知識人、アシシュ・ナンディ(ASHIS Nandy)氏です。

(記者会見の様子)

アシシュ氏は、社会学と臨床心理学を学び、インド・ニューデリーの国立発展途上社会研究センター(the Centre for the Study of Developing Societies)で研究を行ってきた方です。
宗教紛争を幼い頃に目撃したインパクトが影響しているという、徹底した非暴力主義、地球的規模の人類の共生、そのあたりが受賞理由にかかわっていそうですが、
個人的には、彼の著作の中で気になる流れは、国境を越え「ない」インド固有の、インド内部の現象に関する考察にあります。

The Intimate Enemy: Loss and Recovery of Self Under Colonialism. Delhi: Oxford UP, 1983.
(親しき敵―植民地主義下での自己喪失と自己回復、1983年)
Creating a Nationality: the Ramjanmabhumi Movement and Fear of the Self. Eds. Ashis Nandy, Shikha Trivedy, and Achyut Yagnick. Delhi; Oxford: Oxford UP, 1995
(国籍の創出―ラームジャンマー・ブーミ運動と自我の恐怖、1995年)
The Illegitimacy of Nationalism: Rabindranath Tagore and the Politics of Self. Delhi; Oxford: Oxford UP, 1994.
(国民主義の不法性―ラビンドラナート・タゴールと自我の政治、1994年)
An Ambiguous Journey to the City: The Village and Other Odd Ruins of the Self in the Indian Imagination; Oxford, 2001
(インド人の想像のなかの自我のムラとその他の奇妙な廃墟、2001年)
Time Warps: The Insistent Politics of Silent and Evasive Pasts, 2001
(時代のねじれ―沈黙し補足しがたい過去にからめ取られた政治)

(※邦題はいずれも福岡アジア文化賞委員会事務局によります。ただし「絡み取られた」の記述は「からめ取られた」とさせていただきました。また、「ムラ」は斑でなくVillageの意です。)

授賞式は9月13日、アシシュ氏のフォーラムは9月15日に行われます。

今年も、「アジアを感じるプレゼント」が用意されています。

写真は、2004年の授賞式の模様です。

著書の多くがニューデリーにおいて英語あるいはインド諸言語で出版されていることを考えても、この機会にアシシュ・ナンディ氏のフォーラムを聞きに行っておくのは、大変貴重な体験となるのではないでしょうか。
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