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「デリーの大みそか、お金がない子はどう頑張ったか」観察

大みそか、ニューイヤーズ・イヴ。
デリーの友人知人は、だいたい例外なく予定を入れていました。

クラブに行く人、
友だちの家でパーティーをする人、
家族とパーティーをする人、
小旅行に出かける人…

在留邦人はほとんどが国外脱出中なためもあり、私もせっかくだからインド人と行動をともにしてみようと思いました。

しかし、ここ数年でいきなりはじけたデリー、
こと夜遊びに関していえば、なかなかにアンバランスです。
夜遊びスポットがクラブ以外にないことに加え、
「お金はいくらでも余っているが遣いどころがない」という人が増えているせいか、大みそかのパーティーともなると、値段がバブル状態なのです。

http://sundar.jugem.jp/?eid=219
昨年のメモによれば、1階がRs.12,000で2階が15,000だったF Barも、
今年は1階がRs.17,000で、2階がRs.32,000(約6万4千円)だったそうです。
普段からテーブルチャージが10万ルピー(20万円)するダイヤモンドラウンジに至っては、この日、いったいどういうことになっていたのか。

Hard Rock Cafe New Delhiは、今年が初のNYE Party。
カップルチャージはRs.7,000で、フライヤーにも明記してありました。(ほかの多くのクラブはフライヤーに値段を書いておらず、電話等での問い合わせ制)
しかし、HRCはインドでのイベントははじめてとあって、デリー人には今いち不評だったようです。

ちなみに、宇野シェフのいる「ai」は、Rs.8,500くらいだったようです。
ここはお酒もお料理もとてもおいしいし、狙い目です。

この日だけ、即席クラブのようになっていたDefence Colonyのカフェ「mocha」は、2人でRs.3000(6,000円)。
クラブに比べれば破格値ですが、おそらく、単にクラブ仕様になっていただけ(音楽がガンガンかかっていて踊れるというだけ)ではなかったかなと思います。複雑。

さて、そんななか、今年はいくつかのお誘いがありました。

・「クラブに行こう!」というお誘い、数件。こういう場合、チャージは男子もちになります。
・「グループで2泊3日の小旅行に行こう」というお誘い、一件。誰かの車に分乗して行くことになります。
・「南インド料理レストランでごはん食べよう。でもそのあとのプランは決まってない。ちなみに僕たち、大みそかのクラブ代が出せるほどのお金はない」というお誘い、一件。

敢えて、一番最後のお誘いを選んでみました。
「お金もなくあまり知識もない子たちが、現代デリーの大みそかに放り出されて、どう試行錯誤するのだろうか?」
という興味からです。

どうなったかと申しますと…。
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